report ”スペイン新鋭醸造家と愉しむワインの夕べ ~ラ・マンチャとプリオラートの大地の恵み~”が開催されました。
6月20日(水)『スペイン新鋭醸造家と愉しむワインの夕べ ~ラ・マンチャとプリオラートの大地の恵み~』と題した、小笠原伯爵邸10周年記念イベントの第一弾となるワインパーティーを開催いたしました。定員を越えるお申込を頂き誠にありがとうございました。当日はスペインからお招きした若き醸造家のお二人と日本初登場の希少なワイン等を囲みながらワインを堪能したパーティーとなりました。
全館を用いたパーティーはメインダイニングにて、醸造家のお二人の紹介と挨拶でスタートしました。とても親日家であり、昨年の東日本大震災の1週間後にはワイナリーが保有するオーケストラによってチャリティーコンサートを行って下さったVERUM(ヴェルム)のエリアス・ロペス・モンテロ氏。そしてスペインワイン界の巨匠「プリオラートの4人組」のアルバロ・パラシオス氏とはモトクロス仲間というきっかけで13歳より彼のワイナリーで醸造を学んだGRIFOLL DECLARA(グリフォイ・デクララ)のロジェール・グリフォイ・デクララ氏。
まずはお二人ご自身によるプレゼンテーションをしていただきました。デクララ氏の奥さまであり、今回一緒に来日された原田郁美さんの通訳により、モンテロ氏は土壌の特質や、元ベガ・シシリアの醸造長であったマリアノ・ガルシア氏から学んだ高い知識を織り交ぜながらご説明頂きました。デクララ氏からは2001年に自らオーナー醸造家として設立したボデガや葡萄の事を丁寧にお話し頂きました。
その後、乾杯のあいさつと同時に本格的にパーティーの開始です!
スペイン音楽の生演奏とともに、ベランダスペースに設置されたワインスペースには各ボデガの錚々たるワインが並べられ、当邸のピンチョスと醸造家との時間をお楽しみいただきました。
パーティーの最後は抽選会です。それぞれの醸造家のサインの入ったワイン6本に加え、VERUMのエリアス氏からはソムリエナイフ、そして当邸のオリジナル「ケークサレ(塩味のケーキ)」やペアディナー券をプレゼントさせて頂きました。
格式ばった雰囲気ではなく、気軽に皆様からのご質問やお話にお答えされた醸造家のお人柄により本物の重厚感とスペインらしいカジュアルな空気も楽しめたワインパーティーとなりました。
<<当日のワイン>>
スパークリングワイン
Verum Gran Cueva
白ワイン
Verum Blanco V.T.Castilla 2010
赤ワイン
Verum Tinto V.T.Castilla 2009
Tressals 2010
Primon Vendimia Seleccionada 2008
Tossals Expressions 2008
デザートワイン
Dol de Iluna 2007
ブランデー
Verum Aguardiente Gewurztraminer 37.5°
update : 2012.07.3 |category : report